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2015-08-29

こきつかう

おはようございます、福岡市中央区大手門の整体&気学サロン「OFFTOOON」の享佑です。
今日は地域のお祭り。
昨日もその準備で昼過ぎにお店を閉めて、会場の体育館に向かいました。
高齢化の進んでいる地域ですから、若者は数えるほど。
しっかりこきつかわれました。
お役目があるのはありがたいことですね。

さて、お役目を果たすことは、「致役」といって気学では二黒土星が担当します。
役というのは、「こきつかう」という意味です。
体の中で、最も「こきつかわれている」のは役と音を同じくする「股」です。
すなわち股関節ですね。
股関節は易学では四緑木星が担当。

だから、二黒土星と四緑木星はとっても近しい関係にあり、両方とも「従順」という意味があります。
二黒と四緑の違いは?
気になった方は、当店のお勉強会にどうぞ。
10月から新しいクラスがスタートしますよ。

さて、今日は気学・易学の話はそこそこに。
股関節について思ったことを綴ろうか、と。

股関節は字のとおり、体の中で「こきつかわれる」部位です。
中学の時に、野球部で僕と同じ名字の同級生がいました。
彼は中学に上がる前に、股関節を怪我したらしく、入学式のときから杖をついていました。

その彼が、なぜか野球部に入部したのです。
「杖をついて野球?」と思ったものですが、彼は出来ることをずっとやっていました。
ボール拾いやら、練習の道具の準備やら、地味なことをやっていました。

「あんなことばっかしてて、何が楽しいのかな?」

と当時は思っていましたが、彼は喜んで雑用をしてくれていました。
今になって思えば、彼の人間性というのは本当に素晴らしいですね。
当時の僕は当然ですが、今の僕よりも魅力的な人だと思います。

股関節というのは、歩行動作でも立位でも座位でも常に使われています。
だから、太ももの骨折なんかよりも、治りが極端に悪いのです。
固定もできないですから。

だから、彼の怪我は中学校3年生の春まで続きました。
2年とちょっと、彼は下働きをしていたんですね。
でも、彼との思い出は、笑顔しかありません。
本当に不思議な男です。

やっと怪我が癒え、3年の梅雨を迎える頃、彼はレギュラーになりました。
つい数週間前まで杖をついていたとは思えないような動きで、彼の股関節は躍動していました。
練習試合では長打を連発し、あっという間に3塁まで駆け抜ける姿には、彼の股関節の喜びが溢れていました。

致役を越えたところにある喜び。
今思えば、そんな喜びが彼の心と体に充満していたのでしょう。

残念ながら、中学最後の夏は一回戦で負けてしまいました。
彼も僕も同じ高校に進学しましたが、彼は野球をやめてしまいました。
彼と同じクラスにもならなかったので、彼がその後、どんな道を進んでいったのか?はもうわかりませんが。

きっと、今もどこかで活躍しているはずです。
なぜ分かるか?
昨夜気になって鑑定したら、本当にいいお名前をしていました。笑
そしてなにより、彼はこきつかわれる辛さと、こきつかわれる喜びを知っているからです。

股は役。
股関節はつねに酷使されています。
また、股関節には「腎、肝、脾、膀胱、胆、胃」と、とても重要な経絡が走っています。
上半身と下半身をつなげるとても大切な部位ですね。
たまには労ってあげてくださいね。

股関節

股関節の写真

写真は股関節を走る経絡。

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