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ハチクをいただいた話

こんにちは。

 

 

 

昨日はカラッと晴れて気持ちの良いお天気でしたが、今日はまた曇っていますね。

日差しがないと、なんとなく肌寒いような気がしてしまいます。

とはいえ、紫外線はバチバチきています。日焼け止めは必須!

室内でも焼けますので、スキンケアのときに日焼け止めは必要ですよ。

 

 

 

 

 

ここ数日雨が続き、湿度が高かったので、不調を感じる方が多かったかと思います。

 

 

私は髪の毛が湿度メーターのようになっていて、単なる雨でなく外界の湿度自体が高くなると急に髪の毛が広がってボサボサになります。

結構同じような方がおられるようで、これから更に湿度が高まるにあたってどのように過ごしたらいいのか、髪の毛トークで盛り上がることもしばしば。

 

それも、若いうちは感じなかったのですが、35歳をすぎてから顕著です。

何か良いヘアケアをご存知でしたら是非教えていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の帰りに、家から『たけのこをいただきました』と連絡がありました。

確認したところ、皮がついているということでしたので、ああ米ぬかを買って帰らなければなんて思いながら、米ぬかを買うのを忘れて帰ってしまいました。

 

 

台所へ行くと、タケノコというか、竹が4本鎮座していました。

すごい存在感です。

(うちの台所が荒れているのは気にしないでください)

これはどこを食べたら良いのか?というかどう調理したら?

 

 

そもそもタケノコなのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

さまざまクエスチョンマークがちらつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろんな方に聞いた結果、タケノコではなく、ハチクだと分かりました。

破竹の勢いの、ハチクです。

 

 

初めて見ました!

 

 

 

それで、調べてみたら皮を剥いて白いところを食べるとのこと。
タケノコよりも灰汁が出ないので、調理はしやすいそうです。

そうと分かれば、早くゆがかなければ。

タケノコは鮮度が命だから!

 

 

 

 

 

 

 

ということで、皮を剥きますと、中からマジモンの竹が現れました。

 

大きいです。

私のリュックと比較すると大きさが分かりやすいかと思います。

 

 

 

 

 

初めてのハチクむき、剥けども剥けどもなかなか終わりが見えません。
あんなに大きく立派だったハチクも、剥いてしまえばちょっとしか残りませんでした。

 

床には大量の皮の残骸が、、、

そして、可食部はわずかです。

 

 

その可食部もすぐに食べることはできず、灰汁を出さなければなりません。

 

なんて手間がかかるのでしょうか。
まるで自分みたいね、なんて思いながら調理をしました。

 

 

 

 

私が仕事を終えて帰宅するのはだいたい20:30過ぎが多いので、そこから調理をするのは大変なのですが、こういう単純作業は楽しめます。
疲れていてもこういう時間で自分を取り戻せるので、私にとっては大切な時間です。

 

 

 

 

旬のものをいただくと体も喜びます。

よく患者さまから『何を食べたらいいですか』と聞かれます。

そういう時はその方の体調に合ったものを提案させていただきますが、基本的にはバランスよく季節のものをとることをおすすめしております。

 

旬のものはその時の”いい気”がぎゅっとつまっています。

体にとっても必要なものが多いです。

 

 

 

 

春先の灰汁の多い食べ物はデトックスを促し、冬の時期に堆積した老廃物が春の陽気とともに浮いてきたものを外に出してくれます。

また、夏野菜は体を冷やすものが多いので、夏の時期の暑邪から体を守ってくれます。

秋の豊富なお野菜は、冬の時期に備えた滋養にぴったりです。

冬が旬の大根は、生では体を冷やしますが火を通すと平性となり、熱性の生姜と合わせることで体を温めてくれる食材となります。

 

 

このように、その時に採れる旬の食材は自然とその時期の体に適した物が多いのです。

 

 

 

 

 

昔からお家のお庭にはその家族が必要な薬草が自然に植わっていると言いますが、植物も人もその風土の影響を受けますので、確かにその土地や季節に合ったものがそこにあるのも納得です。

 

 

 

 

 

 

 

ハチクの上の部分は酢味噌でいただきました。

美味しかったです!

 

 

 

少し硬い部分は煮付けにしようと思います。
ハチクが余って仕方がないのという方がおられたら、もう調理できますので遠慮なく持ってきてください!笑

 

 

 

 

 

 

上手に息抜きしつつ旬を生活に取り入れて、季節を感じる生活をしていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東門 沙希依