こんばんは。
いいお天気のあたたかい一日でしたね。
晴天とはうって変わって、ここ最近、気持ちはどんより曇り空という方が増えています。
五月病とはよく言ったもので、立夏を過ぎてから暦の上では夏となります。
夏の臓腑は、心と心包。
東洋医学講座を受講されている方はお分かりと思いますが、”心”は字のごとく、心や精神活動を担当する臓です。
心=神
でもあり、神とはいわゆる魂の部分とも言われています。
そのあたりが調子を狂わせる季節ということで、今は精神的に落ち込みや不調が出やすい時期ということです。
最近なんだか気分が上がらなくて、、、
という方は、季節の気の流れに反応できているむしろ健康な方とも言えるでしょう。
かといって、精神的に苦しいのを放置するわけにもいきません。
長期的にメンタルが不調な方はもちろん医療機関の受診をお勧めしますが、ここ最近ちょっと、の方は鍼灸でもお力になれますのでお気軽にご相談ください。
鍼灸スタッフだれでも担当させていただけます。
さて、今週末はオフトンはり灸院東洋医学講座『東洋医学のある暮らし2nd』の第4回目の開催日です。
今回のテーマは『腰痛、膝痛』です。
ご自宅でご家族にケアする時の方法などもお伝えする予定ですよ。
日頃ご家族にせがまれるけどどうやっていいのかわからない、なんて方には特にオススメの会となっております。
予定が直前まで分からない方も、当日直接会場にご来場いただけますので、お気軽にどうぞ!
とっても楽しい2時間です。
行くのは難しいけど内容だけ知りたいという方は、オンラインでの受講も承れますのでこちらより御購入いただけたらと思います↓↓↓
ところでみなさん、やかんはどういったものを使用されていますか?
というか、やかん持ってますか?
最近はティファールのような電子ポットを利用される場合も多いかと思いますので、もしかしたらやかんがないというお宅もあるかもしれません。
うちには2種類のやかんがあります。
ひとつはコーヒー用の口が細長いタイプのやかん。
そしてもうひとつは、銅のやかんです。
こちら
これが、めちゃくちゃいいんですよ!!!
母が昔購入したものなのですが、たしかまあまあ高かったと言っていました。
彼女はこれでお湯を沸かして、白湯にして飲んでいた記憶があります。
最近松の葉をお茶にして飲んでいるので、松茶用にやかんがなかったかなと探したら、これがあったので何の気なしに使ってみたら、想像以上に使い勝手が良くて感動しています。
何がいいのかというと、とにかくすぐにお湯が沸きます。
銅は熱伝導がいいのです。
なので、すぐにお湯が沸騰します。
おそらくティファールよりも早いです。
そして、お湯がまろやかになります。なのでとても飲みやすくて、水分補給がしやすいというメリットがあります。
銅は沢山摂りすぎたら中毒になるらしいですが、銅のやかんで沸かしたお湯やお茶を飲むくらいではそうそう中毒になるくらいは摂取できないので特に心配はいらないと思われます。
ということで、すごく気に入っています。
当院の鍼灸スタッフは、全員てい鍼という刺さないタイプの鍼を使用して治療します。
今世界的に一番ポピュラーに使用されている刺すタイプの鍼は、毫鍼(ごうしん)という種類の鍼で、主流になったのはここ最近です。
鍼灸は数千年の歴史がありますが、研磨の技術や殺菌消毒の技術が発達してきたのはここ100年ほど。
それより以前は、先の尖った鍼を製造するのも簡単ではありませんでしたので、刺すタイプの鍼よりはお灸や指圧や按摩などが一般的だったそうです。
そして、刺さないタイプの鍼も広く使われていました。
肌に当てたり擦ったり、叩いたりして使用します。
材質は様々で、金属の場合もあれば石や木や動物の角や骨などを使用する場合もあります。
私もいくつかの材質を使い分けていますが、主に使っているのは銅製のてい鍼です。
銅が熱伝導が良く、私自身が使用しやすいので使っています。
しかも、鍼灸師の友人の大工のお父さんにカットしてもらったものや、自分自身でヤスリで削って加工した物を使っています。
てい鍼はものすごくたくさん種類があって、自分の使いやすいものを選ぶのがなかなか大変なのですが、色々使ってきた中で自分で作ったものが一番使いやすいです笑
純銀や鉄やアルミの物を使うこともありますが、これは職人さんが作った物でなんとなく使い勝手がよくありません。
チタンのもの、私は苦手で触れないです。
みんな好きな物を使ったらいいのでどれがいい悪いはありません。
熱伝導だけでいえば純金に勝るものはないのですが、逆に以前純金のものを使った際、自分が目が回って動けなくなったので、恐らくもう使うことはないと思います。
それ以前にもう高くて買えません!
ということで、銅がやっぱりええなぁ〜と実感しているという話でした。
明日も暑いみたいなので、水分補給をしっかりされてくださいね。
では!
東門 沙希依