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高齢者の一人暮らしが心配な秋の夜

こんばんは!

 

 

 

 

気温がグッと下がり、日中でも肌寒い1日となりました。

三連休中はそんな気温の変化や気圧の変化に体調の異変を感じる方が多くおみえになりました。

 

特に多かったのは、風邪の症状、だるさ、頭痛です。

 

花粉やPMも飛んでいるので、喉や鼻が弱い方にはなにかときつい時期になりましたね。

扁桃腺を腫らしがちな光由希先生曰く、乾燥がもうヤバいそうなので、お家に加湿器がある方は早速使われることをお勧めします。

私はありがたいことに喉が強いタイプなので加湿器自体が家にないのですが、今年は買ってみてもいいかなあなんて思っています。

 

 

 

 

 

 

最近なぜか目の前で高齢者が転倒することが多く、月に3回ペースで遭遇し救助しています。

今日も帰りがけに、おばあちゃんが転倒してしまいました。

 

 

 

私の進行方向と反対側から小柄な方が歩いているのが見えました。

夜の暗い中でも、シルエットで分かったのがパーキンソン病の独特な歩き方。

特に気にするでもなく、家の方向に曲がると、そのシルエットの方も私と同じ方に曲がり、後ろからトトトト、、、、と歩いて来られるのがわかりました。

 

 

 

私はあまり早く歩けないので、追い越してもらおうと避けたら、ちょうど私が止まったとの同じ位置でおばあちゃんも立ち止まったので、あれ?と後ろを振り返ったら、おばあちゃんもハッとした表情で『ごめんなさいね』とおっしゃいました。

 

私が避けたから驚かせてしまったかもと思い、『こちらこそごめんなさい』と言って、先に歩いちゃおうと思って歩道から車道に降りて20mくらい進んだら、後ろから『あらー』というおばあちゃんの悲鳴が。

 

 

 

 

見ると、道に倒れているではありませんか。

 

 

急いで駆け寄って助けに行ったのですが、なかなか足に力が入らずに立てなかったので、ちょうど近くにいた男性に手伝ってもらって、一緒に立ち上がりました。

 

 

 

 

ケガはない様子で、大丈夫そうだったので、ご自宅までご一緒することにしました。

 

『わざわざ戻ってきてもらって、ごめんなさいね。右腕を貸してもらえる?うちそこなの』

 

ということで、右腕につかまってもらって一緒に歩いたのですが、

 

 

『せーの、いちにいちにいちに!』

 

 

とおばあちゃんが掛け声を出して歩き出しました。

 

 

 

 

パーキンソン病の方は歩き出しが苦手でそこで転倒する方が多いです。

歩き出すとまた特徴的なトトトト、、、という小刻みな早歩きになるのですが、いつもリハビリでそうやっているのかなと思う感じで手慣れた歩き出しをしてくださいました。

 

 

 

『私ね、パーキンソンなの。進行性の。外で転けるのは珍しいんだけどね、今日はたまたま転けちゃったの。』

『そうでしたか。それは大変ですね』

 

 

 

なんてお話ししながら、でも私が立ち止まったからだよなあきっと、、、なんて責任を感じてしまいました。

 

本当にお家がすぐだったのでホッとしました。

 

 

 

『お家の方をお呼びしましょうか』

『いや、、、、一人暮らしなのよ。ごめんなさいね、ありがとう』

 

 

 

 

たしかに、お家の電気は消えていて、誰もいないようでした。

 

 

 

 

 

進行性のパーキンソンで女性の一人暮らしか。しかもこんな大きなお家で、、、心配だなあ。

 

なんとも言えない気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

あまり知らない私が立ち入っても逆に不安にさせるかなと思い、門が閉まるまで見届けてから私も帰路につきました。

 

 

 

 

そのお宅は私の通勤途中にあって、いつも季節のお花がお庭に綺麗に咲いているお家です。

特に沈丁花の季節には、あたり一面がいい香りになるくらい沢山咲いていて、いつもそこを通る時に楽しみにしているお宅なのでした。

 

 

まさか、パーキンソン病のおばあちゃんが一人で住んでいるなんて思ってもおらず、心配なのと、近くにご家族なり頼りになる方がおられるといいのだけどと余計な気持ちがわいてしまいました。

心配だから、これから毎回通る時は気にかけようと思います。

 

 

 

 

歩行の様子からだいぶ進行している様子でしたので、きっと介護サービスも利用されていると思うし、私ができることなんて本当に何もないかもしれないのですが。

 

多分次にお会いした時は忘れておられると思うし、歩いている時に声を掛けたらまた転倒させてしまうかもしれないから、見守るだけにしようと思いますが、心配です。

 

 

 

 

こういう時に、自分の無力さを感じるし、もっとなにかできるようになりたい!!!!と思います。

 

 

 

 

 

高齢者の一人暮らしはこれからもっともっと増える世の中になるだろうけど、できるだけ地域でもサポートしながらお互いが安心して生活できるようにしていきたいですよね。

そういうことをしてくれる政治家の人がいてくれたらいいなと思うのですが、なかなか、、、、

 

 

 

 

もしかしたら数年のうちにロシアのポセイドンで人類が1/3くらいになってしまっているかもしれないし、福祉が充実することは望めなさそうな気がします。

 

自分が今できることは、たくましく生きていけるように、しっかり食べて体づくりをしくことですかね。

頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、今日の十六夜です。

なかなか存在感がありますね!

 

 

 

 

 

 

 

今週の木曜日のお昼、おそらく12:30頃から光由希先生とインスタライブを行う予定です。

お時間がある方は是非参加していただけたら幸いです。
見逃してもアーカイブを残す予定ですので、よろしければそちらをご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東門 沙希依