こんにちは。
今日は冬至、いかにも冬至らしいお天気でしたね。
福岡は朝はお日さまが出ていて午後から雨と雪の予報だったので、午前中に急いで図書館に本を返しに行ってきました。
図書館で白川静さんの漢字の本を大量に借りておりました。
一緒に数年前に話題になった『鹿の王』を借りていたのですが、個人的にそこまで盛り上がらなくて途中で読むのをやめてしまいました。
医学書とか図鑑とか専門書の方が自分にはよっぽど面白く、昔は超文系で学校の図書館に通い詰めていた(なんなら授業をサボって学校の図書館で本を読んでいた)のになあなんて思います。
こんな寒くて風の強い日は、体が冷えやすいですし頭痛も起こりやすいですね。
冬至でもありますし、暖かくしてお家にこもった方が良いでしょう。
本日のおこもりタイムでは、私は金柑を甘露煮を作ったり、キャベツとさつまいものサラダを作ったり、大根の葉を冷凍したり炒めたりして過ごしました。
とは言っても1時間くらいでそういう作業は終わってしまうので、残りの時間は年末の領収証の整理と読書です。
妊娠がわかった時に、助産院と提携して治療をしている仲良しの先生からもらった本があります。
お知り合いの助産師さんが本を出されたとのことで、送ってくれたものです。
妊娠当初は自分の体のことがまだ分かっていなかったので、早速読んだのですが、だんだんとハイリスクが重なっていることが分かって、普通に考えて帝王切開になるよねということだったので、一度読んでからは開いていませんでした。
ハイリスクというのは、
•高齢出産であること
•子宮腺筋症があるので出産時に大量出血しやすい
•腺筋症のせいで子宮が硬く、切迫早産になりやすい
•分葉胎盤という胎盤が2個に分かれている状態(異常)なので出産時に大量出血しやすい
•胎盤が癒着している可能性もあるので、娩出するときに癒着胎盤になりやすい
•分葉胎盤のせいで切迫早産になりやすい
という感じです。
実際、妊娠発覚してからずっと張り止めを処方されMAXの量飲んでいます。
それでもお腹は張るので、私のお腹を触った患者さんたちから驚かれるくらい硬いです笑
私の同級生は医療関係者が多いので、もちろんみんな帝王切開と思っていたのですが、昨日産院で初めて妊婦検診をしてもらったら、まさかの事実を伝えられました。
(妊婦検診は待ち時間の関係で産院ではなくずっと子宮のオペをしてくれたかかりつけの婦人科で受けていた)
主治医『赤ちゃんも頭が下ですし、子宮頸管もちゃんとありますから、通常分娩で行きましょう』
えっ?!本気で言ってる?!?!?!
主治医『分葉胎盤も赤ちゃんの発育から考えるとちゃんと機能している胎盤なので問題ないかと思います。出産時に何らかのトラブルで緊急帝王切開になることはあるかも知れませんが、現段階で赤ちゃんにトラブルがないので通常分娩でいきましょう』
まさかの、、、、
分葉胎盤と分かってから自分で産む気がさらさらなくて、なんならお産の心配より出血と切った後の痛みをいかに緩和するかしか考えてなかったのに、今更産む心構えをしないといけなくなり軽くパニックになりました笑
ということで、改めてこの本を頭に叩き込んでいる最中です。
なんなら流産しないように、安静にすることばかり頑張ってきたので、筋力めっちゃ落ちてるけど大丈夫なんやろうか。
この本の筆者は結構極端な先生なので、安定期に入ったら極力体力をつけるように歩くとか山登りするとかそんなことが書いてあります。
そんなことはもちろんできるわけがなく、家では全てを放棄して横になって過ごし、お休みの日の午前中に家事をまとめて行い、残りの時間はまた安静にするという生活を送りました。
今からここに書いてあることを全てはできないけれど、できる限り安産したいので、いつも自分が患者さんに施術している安産の治療を自分に施しまくろうと思います。
ちなみに、金柑の甘露煮はこの間台湾の金柑のおやつ(?)をいただいた時に、調子が良かったので自作してみました。
金柑は昔から喉にいいと言われ、金柑そのものやシロップもよく服用されています。
お砂糖でなくはちみつで作ったらより喉にいいですね。
何となく自分の感覚ではですが、気滞が緩和され(柑橘ですのでね)、後期になりいつも悩まされていた喉づわりが出にくくなるような気がします。
おせちにも入れることができますし、簡単に作れますから是非作ってみてくださいね。
明日はまた一段と冷えこむようです。
お灸をしたり柚子湯に入ったり、精のつくものを食べたりと、過ごし方はそれぞれかと思いますが寒さ対策をしてお過ごしくださいませ。
写真は先週の日曜日、銀世界になった筑紫野の様子です。
では!
東門 沙希依