おはようございます、福岡市大手門の整体&気学サロン「OFFTOOON」の享佑です。
今日、福岡に帰ります。
早く家族に会いたいな。
さて、先日、易の話をしましたが、久しぶりに易を立てました。
「水沢節」
を出しました。
「久しぶりに出たな〜」と一人感慨深く思いましたが。
この卦は「節度」を表す卦になります。
進んでもいいけど、節度をもってね、と語りかける卦です。
この節度、日本人にはよく分からない。
出るべき時に出る、というのが節度の大事なところなのだけど、「節度」と聞くとどうしても一歩退くことがイメージされてしまいます。
「水沢節」ではこんな漢文が並びます。
「節。亨。苦節不可貞。 (せつはとおる。くせつていすべからず。)」
度を過ぎた節度はいかんぞ、と言っています。
でも、ちょうど良い塩梅というのは難しいですもんね。
「説以行険。当位以節。(よろこんで以って険に行き、位に当たって以って節し)」
喜びをもって冒険をしなさい、行くべきところに行けば自然に止まるから。
なるほど、どうやら僕は自分の可能性を過小評価している。
だから、もっと冒険しろよ、と。
本当の限界はその先に見える、と易は教えてくれていますね。
思えば、明治維新というのは、限界を超え、分を超えて若者が活躍した。
彼らと僕を比較するのはおこがましいけど、同じ人間には変わりない。
彼らのように、自分で決めつけた限界を超えて行動してみよう。
そこに、本当の自分の可能性が見れるかもしれない。
やっぱり易というのは面白い。
でも、インターネットで検索すれば、どうにもつまらない占いばかりが目についてしまう。
そうではなく、もっとクリエイティブな学問として易を捉えていきたい。
これからも更なる精進を誓って、水沢節を立てたまだ見ぬ自分自身への感謝としたい。
そんな週明け。
まだまだ本当の自分はこんなもんじゃないよ、と語りかけてくれたoshowちゃんの絵。