おはようございます、福岡市中央区大手門の整体&気学サロン「OFFTOOON(オフトン)」の享佑(きょうすけ)です。
昨日は寒かったですね〜。
今日もやっぱり寒いです。
3月くらいまでは修行だな〜。
冬はどうしても好きになれない。
何が苦手って、重ね着が苦手なんですよ。
モコモコするのが、どうにも苦手で。
薄着が好きな九紫火星です。
賁っていう易の卦がある。
賁っていうのは「飾り」って意味。
この卦も面白い卦だ。
今年の五黄土星はこの賁になる訳だけど。
それは別として、この卦っていうのは誰にとっても大事な卦だ。
そして、爻辞がめちゃ面白い。
人生における飾りって何だろう?
福岡で店を出してから、クリスマスツリーを飾るようになった。
こういうのはやっぱり女性の感性が必要だね。
多治見の店も、春日井の店も、ツリーは飾ってないだろうな。
クリスマスツリーはモミの木にオーナメントを飾る。
つまり、主体はモミの木で、オーナメントが飾りだ。
主体があって、飾りがある。
いつも飾りっていうのは、主体に対して陰に回る。
つまり、陰陽それぞれがそれぞれの役割を全うしないと飾りってのは成り立たない。
人生もそうだ。
表舞台に立つ人もいれば、陰役に回る人もいる。
だけども、主体だけでは何にもならない。
モミの木だけポツンと置いておいても、クリスマスらしさは出てこない。
やっぱりオーナメントがなければ、ツリーは完成しない。
逆に、オーナメントだけあっても仕方ない。
やっぱりね、主と従がきちんと働いて、初めて飾りというのは完成するんだね。
それが人生でも大事だと思うんです。
どんなに立派な人でも、裸の王様じゃ意味がないね。
服があって、着る人がいて、初めてファッションは成り立つね。
いつも、そうなんです。
主体があって、飾りがあって、初めて成り立つ。
だから、自分が陰なのか陽なのか?は自覚しておきたいんです。
最近は、陽ばかり良しとされる。
テストで良い点をとることばかりだ。
カードゲームやってると、「そんなの何の役にも立たん」とか言われちゃって。
その理屈で言えば、文学部はいらないな。
そうやって、「目に見える成果」ばかり追って、太平洋戦争では文系の学生から戦場に駆り出されたわけでしょう。
陰も陽も必要なんだね。
官僚も必要だし、コメディアンも必要だ。
それでいいと思う。
最近、ロバートの秋山さんにハマってる。
クリエーターズファイルってやつ。
よく考えるよね、あんなこと。
僕はね、息子の勉強が出来ようが出来まいが、どうでも良いと思ってる。
だけどね、うちの息子は絵心はあるんですよ、なぜか。
僕には全くないのにね。
でも、字が汚いんだ。
だけど、絵が上手なら、字もうまいはずなんですよ。
漢字はもともと絵だからね。
だから、昨日はちょっと気合を入れて、漢字を教えた。
ちょっとしたコツです。
絵を描くように、字を書かせてみた。
そしたら、上手に書けたんですね。
字もね、主と従でできている。
偏と旁ですね。
そのバランスなんですよ。
偏は従で旁が主、で書くといいです。
偏を小さく、旁を大きく。
冠も小さく書いてやる。
それだけで、字って綺麗に書けます。
字が汚い人っていうのは、全部のバランスが一緒だ。
上も下も右も左も。
つまり、陰陽の強弱がないんですよね。
それだけなんです。
子供も、そのコツを知ったら楽しくなったようで、いつもチンタラ漢字の宿題をやっているけど、一気に数ページ書きました。
出来る、分かるってやっぱり楽しいね。子供って、やっぱり本能的に学ぶのが好きなんだな、ということがよく分かった。
つまり、漢字も賁なんですね。
偏は小さくがその働きで、旁は大きくがその働き。
飾るものと飾られるものがそれぞれの働きを全うして、美しくなる。
だから、字なんて、それを知っておけば簡単にある程度綺麗に書ける。
だけど、僕はそれを見て思った。
確かに子供の時は綺麗になった。
誰が見ても、綺麗になった。
でも。。。
本当にそれで完成か?
違うだろう、と思ったんですね。
違うよ、やっぱり。
誰が見ても綺麗な字っていうのは、標準的な字だから、無味無臭だ。
面白くない。
物事には、確かにテクニックというか、ルールというか、そういうものがあるね。
それに従ってやれば、誰でも出来るってこと。
字の書き方然り、易の読み方然り。
でも、それを超えたところに本当の味がある。
だから、賁の上九には「白賁」とかいてある。
何も飾らないのが、一番の飾りだぜってこと。
ここまで行きたい。
僕は良寛さんの字が好きだ。
パッと見、綺麗ではない、でも何か惹きつけられる。
分かんないけど、何回も見てると、「天上大風」という字の中に、本当に風が吹いているのが見えて来る。
良寛さんは、ルールを逸脱してる。
そこまで行けたら最高だ。
師匠の易の解釈も、一回聞いただけじゃ、理解が出来ない。
易のどこにも書いていないようなことを急に話し出す。
これが、本物なんだ。
ルールを逸脱すること。
だけども、良寛さんも師匠も、その道のプロだ。
逸脱する前に、基本を徹底的にやっている。
ルールを徹底的にやった後に逸脱するのと、ルールを知らずに逸脱するのとでは訳が違うね。
あぁ、なるほど。
やっぱり子供にはきちんと基本を伝えておきたいな。
その上で、基本を逸脱出来る力をつけて欲しいと思う。
整体もそうですね。
基本概念は簡単だし、施術の基本動作もそんなに難しくない。
でも、そこから上が難しい。
本当に美しいものは、素晴らしいものは、ルールを逸脱してる。
人為的なものではなく、本能的だ。
でも、それは、ルールを守ってきたものにしか見えない世界なのだ。
さて、今日もご予約お待ちしておりますよ〜。
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写真は息子の漢字ノート。
教える前と後。
同日に同一人物が書いた字。
こんなに違うんだよね。
かくいう僕も、母にはいつも「字が汚い」と苦言を呈されますが。。。
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