東洋医学のある暮らしセミナー4回目は5月23日!

股関節は車でいうと・・・

おはようございます、福岡市中央区大手門の整体&気学サロン「OFFTOOON」の享佑です。
先日ビルの1Fに掲示するタペストリーの打ち合わせをしました。
完成すれば、また当店が見つけやすくなるかと思いますし、何より妻がどんなデザインをしてくれるのか?がとても楽しみだったりします。

さて、これまで数回「腰」について書きましたが、今日は股関節について。
人間のもっとも効率的な動きは何か?というと、「背骨を回す」運動です。
難しい言い方をすると、「脊柱を軸とした回旋運動」でしょうか。
これが、一番効率的で美しい動きだと思っています。

だから、メジャーな競技(特に球技)というのは、基本的にはこの回旋運動をもった競技といってもいいかと思います。
例えば、野球、ゴルフ、サッカー、ラグビー。
もっとも早い速度で遠くに球を飛ばすのがゴルフで、もっとも早い球を遠くに打ち返すのが野球。
熱狂に、回旋は欠かせません。
あと、相撲の張り手や投げも回旋の力が欠かせませんね。

この回旋運動に着目し、ここ数年で「体幹トレーニング」というのが定着してきました。
とてもいいことだと思います。
ただ整体師としては、脊柱周りでなく、股関節の働きにも着目して欲しいです。

股関節というのは、車でいうとエンジンみたいなもので。
人間は重力がなければ、運動はほぼ不可能で。
重力によって生まれる反力(反発する力)が足に加わって、それが膝、そして股関節に伝わります。
これを回転運動に変えてくれるのが股関節です。
(もちろん、膝や足首もそういう働きをするけど、小さいです)

シリンダーの上下運動を回転運動に変えて車軸に伝えるエンジンのような働きをする訳ですね。
だから、僕は股関節の動きの制限を整えていくことに、かなりの注意を払います。
骨盤というのは、ほとんど靭帯で囲まれている訳で、自力で歪むことはほぼ不可能。
歪みのほとんどは股関節から生まれてきてしまうわけです。
だから、股関節の可動域が広がらない、または偏ったまま骨盤だけを動かしても、あまり意味がない訳ですね。

股関節が強ければ、それだけ馬力の大きなエンジンを搭載しているようなもので。
腹筋、背筋とか呼ばれるものは、どちらかと付随品、車で言えばボディをこれだけ強くした、とか。
マフラーの吹けがよくなったとか。
そういったことで、エンジンが大きくならないと最大出力はどうしても小さいまま。

だから、スポーツをされる方や小さなお子様がみえてスポーツを教えてる方。
ぜひ、股割りや四股踏みなどをやってみてください。
いかに股関節を上手に、効率良く、そして強くするか?
これが、体の力を発揮する一つのポイントです。

女性で「骨盤が開いて、お尻が大きく見えて嫌だわ〜」という方、それ、骨盤じゃなくて股関節のズレが大きいはずです。
一度ご来店頂き、股関節の位置を調整しましょう。
もちろん、それだけが原因じゃないことがほとんどですけどね。。。

今日の夕方には福岡に戻ります。
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写真は、待合のソファ。
ゆったりおかけ頂けるよう、三人がけを用意しております。
大切な先輩に頂いたソファーに大切な友人から頂いたクッションを添えて。
たくさんの真心に包まれて、「居心地が良い」とお客様に言って頂けるお店になりました。

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