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お花とお灸の話

こんばんは。

 

 

 

河津桜が満開ですね。

 

 

今年の桜の開花予想が出ていました。

 

福岡は3/21、暖冬の影響もあり、例年よりも早そうです。

3/20くらいかなぁなんて思っていたので、予想が当たって地味に嬉しいです^_^

 

 

 

 

この時期は沈丁花が芳香を漂わせるので、どこからか香ってくると、鼻を鳴らしてつい居所を探してしまいます。

 

帰り道にいつも沈丁花が強く香るゾーンがあり、どこからだろう?と探していたのですが、これがすごく不思議で、沈丁花はその香るゾーンにはありませんでした。

そこより15mくらい離れたお宅の玄関先にたくさんの沈丁花が植っていて、おそらくそこからの香りなのです。

 

しかし、そのお宅の前ではあまり香りません。

 

嗅ぎたいので、通過する際目一杯香りを探すのですが、なぜか強い香りがするはずの所からは香りがしないのです。

 

 

私が自転車だからかな?と思い止まって嗅いでみますがあまり香らないのです。

 

なぜ本体直近でなく15m先で強く香るのか?

 

 

調べてみたけれどよくわかりませんでした。

以下、仮説です。

 

 

植物から香りがする場合は匂い袋(香り成分が入っている袋)があって、例えば花から香りがするのなら花弁や雄しべなどに袋があるそうなんですが、そこから香りが発せられます。

 

葉っぱからいい香りがする場合は葉っぱに匂い袋があります。

 

ミントなんかはたくさん匂い袋があるので大量に香りの抽出ができるため、アロマオイルもたくさん製造でき安価ですが、ローズやネロリなんかは匂い袋が少ないので同じ分量を作るにも沢山の原材料が必要となり、従って高価になります。

 

ローズは花弁に鼻を近づけるといい香りがしますが、これは香り方が優しいためだそうです。

5m以上離れても香りがするようなホワイトフローラル系のお花は、近くより少し離れた位置の方がふくよかないい香りが漂うそうなんですね。

 

 

 

沈丁花もその強烈に香るお花の仲間です。

 

 

春は沈丁花

夏は梔子

秋は金木犀

 

 

という言葉があるそうですね。

どれも強く香るお花です。

 

他には、蝋梅やハゴロモジャスミン、銀木犀、柊、スイカズラなどのお花も香りが強いお花に分類されます。

 

 

ここで分かるのが、強く香るお花は背丈がまあまあ高い木に、小花が密集して咲く形状をとっているということです(梔子は例外ですね)。

 

例えばローズやヒヤシンス、フリージアなどの香りの良いお花は木というより草。

 

お花のサイズを比べると、強く香るお花の方が小さい形状をしています。

 

花の香りは繁殖の目的で、昆虫たちに花粉を運んで欲しいために存在するものですから、花が強く香れば香るほど昆虫に届きやすい形状をしていると思われます。

 

主に運んでくれるのはハチや蝶を想像するのですが、それらの飛行可能な昆虫達は基本2m前後の高さを飛んでいるそうなんですね。

なので、香りの強いお花達は少し高さを出して、花粉を運んでくれる昆虫に香りやすいような高さの空中に香りを漂わせて繁殖をしているのでしょう。

 

 

その高さから香りが広がって、少し落ちてきた位置に私たちの鼻があって、私なら身長154cmだから多分140cmくらいに鼻の穴があるかな?その位置が本体から少し離れた場所になるのでしょうね。

 

 

 

バラや百合などの目立つお花は花粉も豊富で昆虫にも分かりやすいですから、そんなことをしなくても寄ってきてくれるのだと思います。

 

 

科学的根拠や専門的知識は全く無いのですが、そんなことを考えていました。

 

 

見た目に自信が無かったら、別の方法をとって異性を惹きつけろ、ということですね。

また、すべてに秀でていなくても、一つずば抜けたものがあったらそれが武器になる

ということも言えますね。

 

 

自分の武器はなんだろう?

自分で考えてもわからなかったら、身近な人に尋ねてみてもいいかもしれません。

意外な武器を教えてもらえるかも。

 

 

 

 

ちなみに、私たちが使っているお灸の【もぐさ】は、よもぎから製造されます。

 

よもぎをすりつぶして乾燥させ、よもぎの裏側の毛のフワフワした部分を集めて作られたものがもぐさです。

これを少量手に取り、こよりのように捻って、5mm程度の円錐型を作ります。

 

それが、灸です。

 

灸をお肌の上に直接置き、その先端にお線香で火をつけて燃やします。

 

全部燃えきるまで待つ場合もありますし、8割程燃えたところで消したりもします。

 

基本的に私は8割で消す手技を用いることが多いです。

熱いからというのもありますし、火傷を防ぐという目的もあります。

 

 

患者さんの感覚としては、熱いというよりはチカっとするような刺激を感じます。

鍼よりもお灸の方が、どちらかと言えば刺激的です。

 

 

お灸にも鍼同様、沢山の種類があり、熱さのまろやかな物もあります。

私は温灸という種類のお灸も使用するので、赤ちゃんでも気持ちよく感じてもらえるような優しい温かさのものを使う場合もあります。

 

 

ご自宅でお灸をしていただく際はもぐさを捻って据えるのはなかなか難しいかと思いますので、貼るタイプの物をご案内しています。

せんねん灸というドラックストアなどでも購入できるものがメジャーですが、当院ではもう少しもぐさの質がいい、ややプロ向けのものをご提案しています(当院にて購入可能)。

 

使い方やその時のお体の状態にあった経穴の位置は、その都度ご説明及びマークをつけさせていただいております。

井手でも東門でもご案内できますので、興味のある方は是非お声掛けくださいませ^_^

 

 

話がそれましたが、そのお灸の原材料となっているよもぎも、チネオールという芳香成分を有しています。

なので、熱による灸の効果も得られるのですが、もぐさの芳香によるアロマ効果もあるのです。

質の良いもぐさからは、なんともいえないいい香りがします。

よもぎからもぐさは全然量が作れないので、もちろん質の良いもぐさを作るとなるとかなり高価になります。

ほんのちょっとで数万円、、、とかいうものもあります。

そういうものはうちでは取り扱っていないですけど、いつかお金持ちになったら高いもぐさを使ってみたい。

私の密かな野望です。

 

 

アロマトリートメントはスタッフ全員施術可能ですので、リラックスしたかったり気分を変えたかったりしたら、是非受けてみられてくださいね。

 

おススメは、鍼をお受けになった後に、山本先生からこれはアロマトリートメントですか?痛すぎませんか?という激しめのアロマトリートメントをお受けになるパターンです。

抜群にスッキリします。

 

私は優しめの方がいいわ、、、という方は、東門を指名してください笑

何気にアロマトリートメント施術歴は17年目なので、少しはご満足いただけるかもしれません^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

あっ、3/5にウラステのライブ配信に参加をさせていただきますので、お時間あられましたら是非見てやってください。

多分、気に関するお話をさせていただくと思います。

武器ではないですが、防御する働きをしている気、つまり免疫に関わるお話です。

 

 

 

 

 

 

 

東門 沙希依