こんばんは。
立冬が過ぎ、強い風と共に一気に気温が下がってきました。
明日以降は最高気温が上がらないようで、いよいよ冬の到来を感じます。
頭の痛い方、膝の痛む方はお気軽にお電話くださいね。
私には公私共に仲良くさせてもらっている先輩鍼灸師の友人がいて、実は彼女は福本先生との縁を繋いでくれた恩人でもあります。
私の術後の体を心配して、モグサ風呂を勧めてくれました。
要は、よもぎ蒸しのような感じなのですが、成分はよもぎオンリーなので、皮膚全体からお灸成分を浸透させている、みたいな感じです。
特に女性疾患の治療や、不正出血の緩和、身体の毒出しなど様々な用途がありそうですか、とにかくいい!
みなさまに良さを伝えたい!!!
ということで、今回はモグサ風呂のレポをします。
ちなみに、、、
モグサとは
よもぎを粉砕して、葉っぱの裏の毛の部分のみを集めて乾燥させたもの
です。
日本では伊吹山(関西)が有名な産地で、当院で販売している広重も、伊吹山のよもぎから作られています。
人の体に直接使うもぐさは不純物の入っていない良質なもぐさで、温灸で使うような火力が必要なものは、粗悪もぐさといってよもぎの茎や葉のカスなどが混ざっているものになります。
お灸には 免疫機能を高めたり、止血したり、血を作ったり、血流を良くして体を温めたりする作用がある他、ホルモンの分泌を正常化させたり自律神経を整えたりする作用もあります。
また、お灸の香りはチネオールという成分で、脳をリラックスさせるようなアロマテラピーの効果もあるという優れものなのです。
この、もぐさの粗悪モグサを使ってもぐさ風呂を作ります。
もぐさをグツグツ煮出して、こして、
お風呂に投入!!!
それだけです!
はじめは茶色っぽい色合いですが、時間の経過と共に緑っぽい色味がでてきます。
煮出している最中から、もぐさのいい香りが広がります。
仕事で散々もぐさを触っているのに香りに癒されるので、よっぽどいい香りなんだと思います。
入ってみると、普通のお風呂との違いは一目瞭然!
汗がドバドバでてきます。
肌からお灸が浸透してくる〜!
汗は出るのによもぎに気を補われているので、入浴後に疲労感や重さがなく軽やかです。
お湯が柔らかくなって、湯上がりもしっとりすべすべ!
お肌がこんなに潤うなんて知らなかったです。
毎日使っているのに、まだまだ知らないことがたくさんですね。
身体の芯からあたたまり、これからの寒い季節にぴったりだなと思いました。
みなさまにもぜひご提供したいと、早速井手先生と盛り上がりました。
ということで試作中なので、乞うご期待です♪
さて、早くも年末年始のお話しですが、
12/28 仕事納め
12/29~1/2 正月休み
1/3 仕事はじめ
のスケジュールで当院はお休みをいただきます。
私個人は、12/27で仕事納めです。
28日はお餅つきに行ってきます。
明日は福本先生と2人で、みなさんのご予約をお待ちしております!
写真は先日作った海鮮丼です。いくらって美味しいですね。
では!
東門 沙希依