新型コロナウイルスに伴う感染拡大防止の対策と営業に関するお知らせ

お茶席で悟れなかった話

こんばんは。

 

 

 

 

明日以降ぐっと冷え込みが強くなるようです。

 

ですが、暦の上ではもう小雪。そりゃあ寒くなりますね。

 

 

 

 

今年は早めに冷え対策をしていたので、足元がぽかぽかです。

 

冷えは万病の元!

 

 

気になる方は是非ご相談ください。

 

 

 

 

施術ではないですが、最近買ったユニクロの1,500円の手袋がとても良いのでおすすめです。

手の甲と指の甲にボアがついていて、自転車でも快適です!

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、久しぶりにお茶席が開催されました。

友人に誘われたので、高校生ぶりにお呼ばれしてきましよ。

 

 

(東門は茶道部です。といっても、煎茶部なのですが)

 

 

 

 

紅葉がとても綺麗で、お部屋からの景色が見事でした。

 

 

 

 

炉開きともあって、沢山の方が参加されていました。

 

 

 

お茶のお稽古をされている方はご存知と思いますが、炉開きは通常のお薄と呼ばれるお抹茶ではなく、濃茶といわれる尋常じゃない濃さのお茶をいただきます。

 

本来は濃茶を大きめのお茶碗に立てて、参加者で回し飲みをしていくそうですが、コロナ禍に回し飲みはさすがに、ということで、今回は1人1人にそれぞれ振る舞われました。

 

 

 

 

 

参加者が多いのに加えて濃茶をたてるので時間がかかり、かなり時間がおしている状況でした。

 

13:00くらいから待合室にて待ち、だいたい一席1時間ちょっとかかっていたので、あと何分くらい正座するのだろうかと思うと気が遠くなりました。

 

 

 

 

だいたい私の経験上、正座をして45分ほどで足が痺れてきます。

 

60分全く動かないと、結構やばいです。

和服だと多少マシになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は着物だったので、60分ほどは大丈夫かなと思いましたが、待合60分+お茶席60分最低かかる見込みなので、これは自信がない。

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えながら、待合で人生の先輩方とお話をしていたら、待合でもお菓子を出していただきました。

 

品のいい昆布茶と、その後におはぎ。

 

 

 

 

 

炉開きは11月の最初の亥の日に開催されるそうなのですが、亥は五行では水(極陰)なので、火を剋すると言われ、その日に火を扱うことをスタートさせると火災を退けると言われています。

 

なので、その日にこたつ開きといってこたつや暖房を使い始めると良いのだそうです。

 

 

その風習から、茶道でもその日に炉開きをするそうです。

 

 

 

 

亥の日には、小豆を使ったお菓子を食べるのだそうで、お茶席でもぜんざいや亥の子餅といったお菓子が出されるそう。

それで、今回はおはぎが出されました。

 

 

 

 

 

 

 

おはぎを食べるのがすごく難しいの、みなさんご存知ですか。

 

 

 

まずお皿におはぎと黒文字が載ったものをだされます。

 

懐紙とその上にミスドのツルツルの紙みたいなやつ(名称は知らない)を載せて、その上におはぎを取ります。

 

おはぎが載っていたお皿はベタベタになっているので、懐紙で拭きます。

 

 

その後にようやく、おはぎが載った不安定な懐紙を手に乗せて、落とさないように注意をしながら自分の楊枝で食べます。

 

 

 

食べたらベタベタに汚れた楊枝を拭いて、しまいます。

 

 

 

 

 

 

 

いつも干菓子や簡単なお菓子に馴染んでいる私にはかなりハードルの高いお菓子でした、、、

 

 

 

足の痺れを気にしながら、そして作法を気にしながら食べたおはぎでしたが、今まで食べたおはぎの中で一番美味しかったです。

 

 

 

 

皆さんでお呼ばれしながら、誰が正客をやるのか譲り合いというか押し付け合いというか、そんな談笑タイムを過ごしていよいよお席に呼ばれた頃にはお腹がいっぱい。

 

 

 

 

 

お席では前述した濃茶をいただきます。

 

 

通常、ひとさじくらいのお抹茶の量で作ると思うのですが、さすが濃茶、、、

5さじプラスアルファのもりもりのお抹茶がお茶碗にぶちこまれる様子を見て、私の胃袋がキュっとビビり上がりました。

 

 

 

部屋中にお抹茶の香りが漂います。

 

 

 

 

 

自分のお茶碗が来たときに、その色に驚きました。

 

 

 

 

めちゃくちゃ緑色でした。

 

 

 

そしてめちゃくちゃ濃かったです。

 

 

 

 

 

胃と脳にズドーン!と来ました。

 

 

身体が、やばいっす!これは危険です!!!と感じているのがわかります。

 

ですが、吐き出すわけにもいかず、、、一気に飲み干しました。

 

 

 

 

が、実際は一気には無理だったので、頑張って3回で飲み干しました。

 

 

 

 

 

そのあたりから体に異変が生じはじめて、だんだんと足が痺れてきました。

 

これは良くない兆し。

最悪立てない可能性があるかもしれない。

 

 

そんな風に思っていたら、お菓子が運ばれてきました。

 

 

 

柿寿賀という、奈良のお菓子です。

干し柿をロールケーキみたいにロールして金太郎飴みたいにカットした、ドライフルーツ的なお菓子なんですが、これが驚くほど美味しい。

 

 

 

 

食べたことがない方は、是非一度お取り寄せして召し上がっていただきたいお品です。

 

ちなみに、これは食べるのは簡単でした。

 

 

 

 

そして、そのあといつものお薄が運ばれてきました。

 

 

 

 

 

この辺になると、もう胃袋が抹茶と甘いものの許容量を超えてしまっていて、やめろー!やめてくれーー!!!と叫んでいます。

 

しゃーないやろ!飲むしかないんや!今日は死んだってくれ!

 

 

そうお腹に言い聞かせて、一息に飲み干します。

 

 

 

 

 

 

口の中は美味しい

 

胃の中は苦しい

 

 

 

 

あべこべの上下。これが陰陽なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

悠久の時が流れる空間で、お抹茶に脳と消化管を振り回される私。

 

 

 

 

私がどうだって、この空間は関係なく成立して、時が流れるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

自分とはなんて小さな存在なのだろう。

 

 

しかし、その痛みこそが命の証で、生きているからこそ振り回されるのである。

 

 

 

 

 

 

生きるとはなんだろう。

 

 

 

命とはなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そんな悟りは開けず、ただひたすらに胃が苦しくて頭が痛い、足が痺れそう。

 

 

 

 

 

 

限界が近い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未熟者の私は、そんなことで頭の中が支配されたお茶席だったのでした。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、足はわずかに痺れたもののすぐにリカバリーができて、立つ時はスッと立ち上がることができましたとさ、めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強制的にスマホや俗世から切り離された、贅沢なひとときでしたよ。

 

たまにはこういうのもいいですね。

 

 

 

 

 

 

お茶のお稽古は、私は手を出さないでおこう。

怖いから。

 

 

そんな気持ちにもなりました笑

 

 

 

 

 

 

皆さん、紅葉狩りにはいかれましたか?

まだの方は是非お休みの時にでもいかれてみてくださいね。

 

 

 

写真は、友達が撮ってくれた京都っぽい雰囲気がする私の後ろ姿です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東門 沙希依