2019/12/1より【オフトンはり灸院】としてリニューアルしました

私は疾医になりたい

こんばんは。

 

 

 

 

東洋医学では古来より医師に関して様々な分類をしてきました。

 

 

紀元前1,100年(今から3,100年前)の周の時代に文字があったので、文献として残っている『周礼』という書物では、医師を4つに分類しています。

 

 

最高位は【食医】です。

 

王や貴族に対する治療をしていた医師です。

薬は適切に処方されれば”薬”となりますが、用法用量を誤ればたちまち”毒”となります。

王に毒を与えるのは罪とされていたため、美味しい食事で治療をしていたのが、この食医です。

これは、「薬(医)食同源」の祖とされています。

 

 

 

次に位の高いのは【疾医】です。

 

疾医とは、一般の人を治療する医師です。

鉱物薬(塩、酒)や、植物薬、動物薬(蛇、鹿の角、サソリなど)などを用いて治療をしていました。

今で言う、漢方薬ですね。

 

 

 

その下の位が【瘍医】です。

 

今で言う外科医で、病になってしまった人を治療する医師です。

 

 

 

最も下の位が【獣医】です。

 

牛や馬(戦馬)の治療にあたっていました。

 

 

 

 

上記の分類から分かるように、【治未病】できる医師が、最も位が高く素晴らしいとされていました。

 

 

ここでポイントですが、治未病は「病を予防すること」とは違います。

“疾病”と言いますが、漢字にはそれぞれに意味があり、

 

 

疾:完全に元に戻れる状態

病:大病、重病

 

 

を、指します。

 

治未病というのは、疾の段階で、病=大病になる前に治す

 

という意味になります。

 

 

 

中国人の教授医師曰く「病を予防する、という意味よりは更に、早い段階で治療を施す」という意味のようです。

 

 

 

『黄帝内経』という本にも同様なことが書かれており、医師を3つに分類しています。

 

 

最高位は【上医】、治未病できる医師を指します。

 

次点は【中医】、病になってから治療する医師を指します。

 

最下位が【下医】、誤診誤治をする医師を指します。

 

 

ちなみに、黄帝内経は紀元前1,200~500年の間に書かれたもので、その当時の皇帝が中国全土の医師に、臨床研究できるように補助金を出し、700年の間に莫大なデータを集めて編集したものになります。

この時点から、鍼灸はほぼ進化していないそうです。

新しい治療法と思われている施術も、全てこの本に書いてあります。

 

そりゃ莫大な補助金を元に中国人全土の医師が700年間研究しまくった結果なので、余すところなく研究し尽くされているでしょう。

 

 

 

黄帝内経には

【鍼薬同功】

つまり、

鍼と薬は同じ効果

との概念があり、中医師は鍼灸と漢方を一緒に行います(現代でもそうです。日本は法律の関係でダメ)。

 

また、『黄帝外経』というものもありましたが、こちらは政治や外交について記載されているものになります。

【医相無二】

つまり、

医者と官僚の仕事は両方大切

との考えから編纂されたそうですよ。

 

 

また、黄帝内経は竹にその内容が書いてあります。

面白いですよね。

 

 

 

 

 

ということで、何が言いたいかというと、享佑ママンのお弁当が毎日優しすぎて食医だわさ!ということです。

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

東門 沙希依

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