こんばんは。
いつの間にやらクリスマスです。
今朝、紗里さんがメリクリ〜☆と書いてくれていたのを見て、はっ!クリスマス!!!と気づきました。
家庭がないとクリスマスはあまり生活に関係のないイベントになりますね。
父が水炊きを食べるというので、夜に作りに行ってきました。
弟も来たので久しぶりに家族で食事です。
東洋医学では、体の中のエネルギーを”精”と呼びます。
精には二種類あります。
“先天の精”と”後天の精”です。
先天の精はお父さんとお母さんからもらった”精”で、赤ちゃんの時に有しているものです。
それは成長と共に使用されて、減っていきます。
減ってしまっては身体が維持できないため、精を補充する必要があります。
それを”後天の精”と言います。
食べ物を吸収して自ら作る精です。
よく、食べ物に対して「精がつく」と表現します。
この精ですね。
後天の精を作るためには、まず胃が健康である必要があります。
せっかく精がつくものを食べても、胃が健康でなければ精を取り込むことができません。
つまり、”気”を作ることができません。
食べても食べても疲れが取れなかったり元気になれなかったりするのです。
なので、私の場合はですが、どんな主訴でご来院されても、まず胃を元気にする治療を軸に治療方針を立てます。
体の歪みを直し、胃を健康な状態にしてから、それぞれの症状に対するアプローチをします。
そうすると、ご飯が美味しく食べられるようになったり、無駄に食べることを抑えられたりします。
お肌にツヤが出てきて、血色が良くなり、体に潤いが出てきます。
若々しく健康的な印象を左右するのは胃に鍵があるのです^_^
ちなみに、弟も私も先天の精の半分は父からもらっている同士なのに、顔は似ていません。
祖母が亡くなった時、お寺の奥さんから、「あの男の子はあなたの息子さん?」と聞かれました。
男の子?子供なんていなかったけど?まさか私たちには見えない何かを見て言ってる?
と震えたわけですが、弟のことを言っていたと分かり、更に震えました。
私には30代の息子は居ません。
見えないものを見てくれた方がまだ良かった、、、
胃を健康にして若々しくなろう、、、
では!
東門 沙希依