こんばんは。
雨のクリスマス、寒かったら雪が降ってホワイトクリスマスになったのでしょうが、コートが要らないくらい日中は暑かったですね。
去年も今年も暖冬の様子で、あまり寒くなりませんが、10年ほど前、とても寒い冬がありました。
当時、私は大手のスポーツマッサージ店の治療院部門で働いており、その店舗はビルの二階に入っていて、お手洗いは他の店舗さんと共有でした。
つまり、お手洗いに行くには、一度お店を出て、寒い廊下に行かなければならない構造でした。
したがって、お手洗いもとても寒かったのです。
あの日はクリスマスでした。
とても寒い日で、外には雪がちらついており、寒さゆえ来店も少なかったのですが、外にビラ配りに出るのも嫌だったので、上司には何か仕事をしている雰囲気をアピールしながら、ホワイトクリスマスだねーなんてスタッフで話していました。
暇でも腹は減るし、トイレにも行きたくなる。
寒いのでお手洗いに行くのも嫌だったのですが、行かないわけにもいかないため、寒さを我慢しながら和式のお手洗いで用を足しました。
立ち上がった瞬間、事件は起こりました。
あれっ
左足がつけない、、、
左の股関節に鋭い痛みが走り、地面に足を着くことができません。
なんでだろう?
よくわからないまま、右足でけんけんしながら、店に戻りました。
なんか、左の股関節がおかしくなりましたー。
そう言ったら、暇している他のスタッフたちは心配して、私の股関節をみんなでストレッチしてくれたり、揉んでくれたりしました。
ありがたいなあと思いつつ、一向に良くなりませんでした。
だいたい寝たら良くなるよねと思いながら様子を見ましたが、股関節は悪くなる一方で、とうとう歩くのにも支障が出てきました。
しかし、仕事を休むわけにはいかなかったので、手が空いているスタッフに揉んでもらったりストレッチをしてもらったりしながら、凌いでいました。
二ヶ月ほど経った時、本部から全国の店舗に講習に回っている指導者が福岡に指導に来られました。
一人一人にじっくりと講習をしてくださるので、とても勉強になるし、私はその先生をとても尊敬していました。
その頃は仕事にも支障が出るくらい股関節が痛かったので、その先生にどうやったらこの状態で仕事ができるか相談してみたところ、先生は私の体を触って、
お前、これ肉離れしてるぞ。
MRI取ってこい。
と教えてくれました。
えっ
肉離れ?
肉離れってあのスポーツするときになるやつ??
トイレに行っただけなのに?
と思って、半信半疑だったのですが、先生曰く、私の股関節には肉離れの特徴的な所見が見られたそうです。
それはなにかというと、たくさんの硬結。
クリスマスの時に肉離れをして、本来なら安静にしないといけないのに、まさかトイレで肉離れを起こしているなんて誰も思わなかったので、揉んでしまったんですね。
これが悪化の原因となりました。
簡単に言うと、さけるチーズのちょっと裂けちゃった所を更にぐちゃぐちゃに裂いたようなイメージです。
そして、せっかく治癒しかけて繋がりかけている所を、更にまた揉んでしまって裂いてしまう。
仕事で負担のかかる体勢をとり、ちぎれてしまう。
その繰り返しで、私の股関節の筋肉にたくさんの切れては繋がったかさぶたのような(実際はかさぶたではありませんが)硬いものが散見していたのです。
良かれと思ってやったことが、全て裏目に!!!
なので、クリスマスはこの肉離れ事件を思い出します。
ちなみに、まだ治っていません笑
寒い時に急に動いたり、筋を伸ばしたりする動作は危険です。
体を冷やさないようにし、ゆっくりと動くのがいいですね。
運動をする時は、準備体操をして体を慣らしてから動かれることをおすすめします。
ストレッチは是非無理のない程度で、少しずつするのがいいかと思います。
ちなみに、私は今年の夏に二度目の肉離れをしました。
ワゴン車の後部座席で扉を閉める時に、左の肩を肉離れしました。
これも、いまだに治っていません。
どんだけやわなん!!!
肉離れは運動するときだけではなく、日常生活でもなります。
どうぞ、ご自愛くださいね。
写真は、父が作ってくれた鹿児島のお正月に出る昆布巻きです。
野菜昆布で鯖を巻いて、甘く炊きます。
昆布がとろっとろになるまで何日も七輪の上で熱を加えます。
私の大好きなお料理です。
この昆布巻きは昆布が立派すぎて分厚いので、ちょっと失敗していますね。
味はとても美味しかったです!
お父さんのチャレンジ精神、見習いたいです。
週末は冷え込むようです。
肉離れにはご注意を!
では!
東門 沙希依