こんにちは。
今日もとてもいいお天気です。
日差しを強く感じそうですね。
紫外線対策で帽子やサングラスが必要なようです。
日焼け止めを塗るのを忘れて外に出てしまいました。
マスクでどこまでガードできるのでしょうか(^_^;)
昨日はスマホを扱う時間が増えて、目がとても疲れてしまいました。
おかげで昨日は17:00くらいには眠くなってしまい、21:00くらいにお布団に入りました。
おかげさまですっきりです。
なんと健康的なのでしょう。
昨日のインスタLIVEでは、月経痛に関する情報を配信させていただきました。
思えば、18歳の頃から、女性疾患を治療する現場に身を置き、鍼灸師になってもそちらを専門に日々向き合ってきました。
おかげで、男性の治療にはほぼ携わらなかったので自信がないのですが、女性特有のお悩みには少しはお力になれるかなあと思います。
配信の中からですが、『月経痛』と一言に言いましても、かなり多様性があります。
そして、年齢と共にその内容は変わって参ります。
例えば、10~20代前半の若い頃は、まだホルモンバランスが整っていないので、月経そのものが不安定です。
20代後半でようやく生理周期が安定してきて、妊娠出産的に最も成熟した時期を迎えます。
35歳以降はホルモンバランスに変化が出てきて、早い方だと少し更年期のような症状が出だします。
それに伴って、生理周期が乱れてくる場合があります。
月経周期は平均26~31日周期と言われていますが、元々28日周期だった方が24日で生理が来たり、と思ったら40日来なかったりします。
また、経血の量は今までと比べると減って参ります。
皆さん一様に生理の変化に不安を覚えられますが、ホルモンバランスからすると起こりうることです。
場合によっては子宮や内分泌の疾患が関係している場合もあるので、定期的な検診はマストになってきます。
43歳を過ぎるとかなり個人差が出てきます。
妊娠出産はもちろん可能です。
しかし、人によっては自己排卵ができなかったり、高温期をキープできなかったり、卵が育ってこなかったりします。
そうするとどうなるかというと、月経が2週間だらだらと続いたり、あるいは月経が2ヶ月こなかったりするわけです。
経血の量もかなり月によって差が出てきて、たくさん出る月もあれば、ほとんど出ない月もある、といった感じです。
そして、50歳前後で、だんだんと月経周期の乱れが大きくなり、最終的に閉経していきます。
ちなみに、閉経していても妊娠出産は可能です。
当院の患者さまにも、50歳を過ぎて妊娠出産された方もいらっしゃいます。
ここで話すと長くなるので割愛しますが、気になる方は直接聞いてください^_^
おおまかに、以上のような性周期がベーシックな形です。
で、月経痛ですが、
20代くらいまでは月経痛の期間が長い方が多いです。
だいたい、月経開始前日から、月経5日目くらいまで強いという方が多いです。
30代を過ぎると、かなり個人差が出てきて、多いのは月経開始1日目が死ぬほど痛いというパターンなのですが、排卵後から月経開始まで2週間ほど痛いとか、排卵痛がとにかくひどいとか、一言で月経痛と言えないような方が増えます。
前述しましたが、ホルモンバランスの変化によるところや、子宮内膜症や卵巣嚢腫、子宮腺筋症や子宮筋腫、あるいは子宮頸がんなどの疾患による場合もあります。
私が担当させていただくのは、妊活や疾患が関連しているケースが多いため、病院でピルやホルモンを補充する薬剤の処方をされている方が多いですから、そもそもの生理周期が迷子になっていることもあります。
40代では、月よってはとても強い痛みがあったり、別の月では楽だったりと毎月の差を感じる方が多いですね。
月経痛の場所も、かなり個人差があります。
これも、疾患が関係してくるのですが、
下腹部、排卵した方の卵巣、嚢腫がある方の卵巣、足の付け根、肛門、尾骨、仙骨、骨盤全体、胃、頭、下半身全体、骨全体
などなど、、、
みなさん自分の体しか経験したことがないので、え?!という感じだと思うのですが、生理痛は人によってかなり場所が違います。
なので、日頃からの体調管理やメンテナンスなどがとても重要になってくるのですね。
昔の、空気が綺麗で自然が周りに沢山あって、食べ物も力のある物を摂れる状況。スマホや家電製品の電磁波が飛んでおらず、Wi-Fiもなく、残業もなく、朝から晩まで就業しなくてもいい。コンビニもなく、お食事は自宅もしくは御近所さんからいただく。添加物や保存料の少ない物を摂ることができる。
そんな時代だったら、月経痛は少なかったでしょうし、不妊症と言われる患者数ももっと少なかったでしょう。
しかし、もう、その頃とは違うのです。
時代は変わってしまいました。
なので、時代にあったケアをしなければなりません。
きっと、今からまた大きく時代が変わります。
もしかしたら、女性疾患には前よりもアプローチしやすい世の中になるのかもしれません。
いずれにしても、私はこれからもずっとその分野と向き合って、治療家としての人生を深めていきたいので、何かしら有益な情報をみなさまに発信できたら、と思います!
セルフケアのやり方は、YouTubeで配信するみたいな話だったので、そちらが準備できたらお知らせします^_^
では!
東門 沙希依