こんばんは。
漢方の研修で関西に行ってきました。
関西も暑かったですが、福岡に帰ってきてビックリ仰天。
真夏のような暑さですね!
冷房や扇風機をかけて、しっかり水分をとり、熱中症対策に努めたいものです。
公私共に仲良くさせてもらっている鍼灸師の友人が、以前住み込みで師事させてもらっていた鍼灸師の、伴先生というお方が関西におられ、それはそれは抜群に効く漢方を処方してくださるとのことなので、今回は治療も兼ねてお勉強に行ってきました。
私の手技のベースになっているのは、もうお亡くなりになられた、関西地方でご活躍をされていた昆先生というお方の手法です。
昆先生に師事された鍼灸師の先生方が今は70代くらいなので、私はそういった先輩方から色々と教えてもらっています。
私の友人も、昆先生がご存命のときに一度だけ講義に参加をさせていただいたそうで、そのお話を聞いても、やはり今の私たちが学べるものとは全く違うものだなあと思います。
今回の漢方の伴先生も、昆先生に師事されていました。
ご縁を繋いでくれた友人に感謝です。
実は、漢方を処方してもらうのは生まれて初めて!
病院で出されたことはありますが、病院のものは初めから調合されていて、しかも沢山の生薬がブランドされているので正直抜群に合うことはあまり無いそうです^_^;
むしろ、混ぜすぎて害になることもあるそうで、、、
怖いですね^_^;
伴先生曰く、症状にもよるけれど、シンプルな方が効くそうで、でもそれは私も鍼灸の治療でそう感じます。
今回は、左の脇が痛むので、それを主訴に処方をしていただきました。
今年の春くらいから、時々左の脇が痛むようになりました。
脇の痛みと言えば、乳がんを連想したので、検査で引っかかって経過観察を言われている身としてはもしかして、、、と不安になっていたため、一度ちゃんと診ていただこうと思いまして。
伴先生に細かく問診をされた結果、
『あれ、これは心臓だねー』
とずばり言われてしまいました。
実は、今年の春、私は動悸に悩まされていまして、ホルター心電図で検査をして問題なしの烙印を押されていました。
平常時1分間に60回程度の脈拍が、200回に上がったり下がったりするので、そのどこが問題なしなんだろうかと思いましたが、心臓内科でそう言われたので、それならばそうなんだろうとほったらかしているうちに、少し動悸も楽になって忘れていました。
症状が出たしたのが同時期なため、間違いなくそれや!
と確信しました。
動悸の件を忘れていたので、先生にお伝えしていなかったのに、さすがすぎるー!
で、諸々問診をしていった結果、
『あのね、これは心臓に症状が出ているけど心臓自体が悪いわけじゃないから安心してね』
と教えていただきました。
少し専門的なお話になってしまいますが、一番悪いのは胃です。
胃の働きが落ちてしまい、その母子関係にあたる小腸の働きがひどく低下していたそうです。
つまり、
う◯こがすげー溜まってる
ということだそうです!
ガーン!!
それは過去の食生活の積み重ねに起因するらしく、ここ最近がどうとかではなくて、子供の頃から長い時間をかけて、宿便が溜まっていっていたそうなんですね。
そこに小腸の働きの低下が加わったので、文字通り糞詰まりを起こしてしまいっているそうで、、、
そのおかげで、小腸の表裏関係にある心臓(心)に症状がでてしまって、動悸だったり、今回のように心経の経穴が痛むことになってしまったのだそうです。
激しく納得です。
尚且つ、う◯こがせりあがってきて横隔膜が正常に下がらない(機能しない)ため、呼吸がしづらくなってしまい、胸から上に熱が溜まっているのだそう。
私は肺活量が85歳以上と同等しかないのですが、それは肺の問題ではなく、う◯こが詰まっているから、だったそうです、、、
なんたることか。
そんなの嫌や!
糞詰まりの人生なんて!!!!!
ということで、伴先生はサクサク私の体に合うように調合してくださって、う◯こをお掃除するような漢方を処方してくださいました。
その合わせ方がとても面白く、実際に体に生薬をのせて、反応を見るように問診されていました。
ピタっと合うと、体の各所がたちどころにいい状態になるため、自分でも変化がはっきりと分かります。
バッチリ合ったものをその場で飲ませていただいたのですが、これがまためちゃくちゃ美味しかったです。
私の処方は舞茸と山椒が入っていたので、なんだかスープのようにも感じられ、ごくごく飲んでしまいました。
飲んだ後は、生活の指導をしてくださって、家でもちゃんと治療効果が出るようにしてくださっています。
結局生活習慣が一番体に影響がありますもんね。
ベッドの作り方まで教えていただきました。
早速実践しましたが、体が楽すぎる〜!
まずは言われた通りに過ごして、う◯こを出して腸の中をお掃除しようと思います。
尼崎で治療をされていますが、もし行ってみたいという方がいらっしゃいましたら、ご紹介をさせていただきます!
なんなら、皆さんに行って欲しいくらいです。笑
では!
東門沙希依